[人と大地と]
 3E03[ 風変わりな石 ]
 
球状花こう岩(きゅうじょうかこうがん)
orbicular granite
産地:ノルウェー
花こう岩をつくる鉱物が、中心部から外側に向かって同心円状(どうしんえんじょう)の層状構造をつくり、球状やだ円状になっているものです。画像(がぞう)のものは、中心部は石英(せきえい)や長石(ちょうせき)などの無色(むしょく)鉱物が集り、その外側を有色(ゆうしょく)鉱物が取り巻いているものが集合しているものです。標本は50cmほどの板状のもので、切断面(せつだんめん)が磨(みが)かれています。
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3E02 岩石の形と模様
3F01 風景石

 
球状花こう岩(きゅうじょうかこうがん)
orbicular granite
産地:福井県大野市堀兼
花こう岩をつくる鉱物が、中心部から外側に向かって同心円状(どうしんえんじょう)の層状構造をつくり、球状やだ円状になっているものです。画像のものは、中心部から外側に向かって、無色鉱物と有色鉱物が交互(こうご)に集っているものです。標本の大きさは約20cmです。
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3E02 岩石の形と模様
3F01 風景石

 
球状花こう岩(きゅうじょうかこうがん)
orbicular granite
産地:宮城県白石市犬卒塔婆
花こう岩をつくる鉱物が、中心部から外側に向かって同心円状(どうしんえんじょう)の層状構造をつくり、球状やだ円状になっているものです。画像の標本は、中心部に有色鉱物が集り、その周りを無色鉱物がとりまいているもので、一つのボール状となっています。大きさは約15cmです。
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3E02 岩石の形と模様
3F01 風景石

 
球状花こう岩(きゅうじょうかこうがん)
orbicular granite
産地:福井県
花こう岩をつくる鉱物が、中心部から外側に向かって同心円状(どうしんえんじょう)の層状構造をつくり、球状やだ円状になっているものです。画像のものは、中心部に有色鉱物が集り、そのまわりを無色鉱物がとりまく球状のものが集っているものです。標本の大きさは約40cmです。
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3E02 岩石の形と模様
3F01 風景石

 
溶岩鍾乳石(ようがんしょうにゅうせき)
lava stalactite
産地:富士山
粘り気の少ない玄武岩質溶岩(げんぶがんしつようがん)がつくるトンネルの中で、その天井からたれさがった円錐状(えんすいじょう)や円柱状(えんちゅうじょう)、ひも状などの形をした溶岩です。画像の標本は、大きさ約15cmです。
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3E02 岩石の形と模様
3F01 風景石

 
溶岩鍾乳石(ようがんしょうにゅうせき)
lava stalactite
産地:東京都三宅村(三宅島)
粘り気の少ない玄武岩質溶岩(げんぶがんしつようがん)がつくるトンネルの中で、その天井からたれさがった円錐状(えんすいじょう)や円柱状(えんちゅうじょう)、ひも状などの形をした溶岩です。画像の標本は、大きさ約15cmです。
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3E02 岩石の形と模様
3F01 風景石

 
食い違い石
dislocation pebble
産地:新潟県糸魚川市小滝
断層(だんそう)の周辺にある地層に含まれている礫(れき)が、断層の動きの力を受けて、断層と同じように食い違ってできたものです。画像の標本は、砂岩の礫が食い違っているもので、大きさは約15cmです。
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こんにゃく石
itacolumite
産地:インド
先カンブリア紀の岩石で、石英(せきえい)と雲母(うんも)からなる結晶片岩(けっしょうへんがん)です。石英の粒の間にすきまがあるためにゆるく曲がります。ブラジルのイタコルミという地名からイタコルマイトという名がついています。
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3E02 岩石の形と模様

 
三稜石(さんりょうせき)
faceted pebble
産地:南極
三稜石は、砂漠や南極の大氷原(だいひょうげん)など風の強い場所で、風による浸食作用(しんしょくさよう)によってできるものです。石の表面は、ふつう3本の稜線(りょうせん)がつながっていることからこの名前がついています。強い風によって吹き飛ばされる砂が、硬い石の表面にぶつかりヤスリのような働きをして磨(みが)き上げたものです。画像の標本は、片麻岩(へんまがん)の三稜石で大きさは約20cmです。
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貝殻砂岩(かいがらさがん)
shell sandstone
産地:オーストラリア西オーストラリア州ハメリンプール
大きさが1cmより小さい貝殻だけが密集(みっしゅう)してできているものです。オーストラリア北西部の内湾地域(ないわんちいき)で、貝が密集して生きている場所があります。その貝の殻が密集して地層を作り上げています。画像の標本の大きさは、約20cmです。
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EPACS Museum of Natural History
EPACS 自然史博物館