撮影場所 
神奈川県藤沢市柄沢
R032
R032
地層
関東ローム層(新期ローム層)
武蔵野ローム層から立川ローム層が露出する露頭です.中央の白っぽい地層は,箱根東京テフラ(約6.6万年前)の降下軽石層(いわゆる東京軽石層)です.奥の方にも水平に続いている様子が見えます.
時代
新生代第四紀 後期更新世
層序対比表
撮影時期
1991年1月(現存せず)
詳細地図
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撮影場所 
神奈川県藤沢市柄沢
R033
R033
地層
関東ローム層(新期ローム層)および河成段丘堆積物
露頭下部の灰色の地層は泥層で,昔の相模川が運んだ河成段丘(相模原第3段丘)の堆積物です.その上には武蔵野ローム層から立川ローム層が堆積しています.白っぽい地層は,箱根火山からの降下軽石層で,下から箱根三浦テフラ,箱根東京テフラ(約6.6万年前),箱根三色旗一テフラです.箱根三色旗〜箱根三浦の下位にかけては,非常に寒冷な気候であったことがわかっています.また露頭上位の黒っぽい地層は暗色帯といい,植生の違いによって腐植が発達した時期があったことを示しています.
時代
新生代第四紀 後期更新世
層序対比表
撮影時期
1991年1月(現存せず)
詳細地図
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撮影場所 
神奈川県藤沢市柄沢
R034
R034
地層
相模層群(長沼層)および関東ローム層(新期ローム層),河成段丘堆積物
露頭右端の黒っぽい部分は相模層群の長沼層(約60万年前)と考えられる海の地層,その上に不整合で昔の相模川が運んだ河成段丘(相模原第3段丘)礫層,それを覆う武蔵野・立川ローム層が堆積しています.写真の左手前は礫層です.
時代
新生代第四紀 中期更新世および後期更新世 層序対比表
撮影時期
1991年1月(現存せず)
詳細地図
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撮影場所 
神奈川県藤沢市柄沢
R036
R036
地層
完新世火山灰土
露頭右側のスケール(目盛り10cm間隔)の上と丸いカーブミラーの影の上の間にある灰色の地層が,富士山起源の宝永テフラ(F-Ho,1707年噴火)です.宝永テフラを含む完新世火山灰土は右(東側)に傾く斜面に堆積しています.
時代
新生代第四紀 完新世 層序対比表
撮影時期
1991年1月(現存せず)
詳細地図
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撮影場所 
神奈川県藤沢市柄沢
R037
R037
地層
相模層群(長沼層)および河成段丘堆積物
露頭下部の灰黒色の部分は相模層群の長沼層(約60万年前),それを削って昔の相模川が運んだ河成段丘礫(相模原第3段丘)が堆積しています.長沼層は温暖な間氷期の浅い海にたまった地層です.,約8万年前)をなす礫層が厚く堆積しています.
時代
新生代第四紀 中期更新世および後期更新世 層序対比表
撮影時期
1991年1月(現存せず)
詳細地図
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