形成史からテフラを見る 古期カルデラの形成

TAl-3(Tm-50,白雪パミス)

黄白色降下軽石層。降下ユニットは明瞭ではない。平塚市土屋矢沢では層厚 55cm、最大粒径 3cm、比較的細粒な降下軽石からなる。伊勢原市高森では層厚 5cm、最大粒径 1.5cm(笠間・山下, 2005)、横浜市泉区池の谷では層厚 5cm、最大粒径 0.6cm。大磯丘陵の TAl テフラ累層(七国峠(Tmu)ローム層)に含まれる。横浜地域では舞岡(Mk)テフラ累層(舞岡(Mi)ローム層)、土橋(Ts)ローム層に含まれる。

TAl-3(Tm-50,白雪パミス)露頭写真
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スペ10

露頭写真:神奈川県平塚市土屋(2002.6)

鉱物写真:神奈川県秦野市今泉(2004.05)
TAl-3(Tm-50,白雪パミス)接写写真    
     



多摩TAl-3/TAl-3(町田・新井, 2003)
他の名称/記号 TAl-3(町田ほか, 1974)、白雪パミス・多摩中部ローム層50/Tm-50(上杉, 1976)、舞岡11/Mk-11(町田ほか, 1974)、土橋2/Ts-2(関東第四紀研究会, 1974)
分布(露頭) 平塚市土屋矢沢、横浜市戸塚区舞岡町・泉区池の谷など
推定体積 資料なし
鉱物の特徴 opx≫cpx≒mt、opx(γ)1.718-1.723(1.720)(町田ほか, 1974)

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