新しい地球像をもとめて[地球のからくり] |
3C02[ 大陸移動 ] |
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■大陸移動(たいりくいどう) Continental Drift 大陸は動いています。地球が熱を放出(ほうしゅつ)することによって地球の表面は変化(へんか)していきます。長い時間をたどっていきますと、地球の営(いとな)みや大陸の移動が見えてきます。大地の移動の歴史は、大陸にある岩石の形成年代や種類、分布(ぶんぷ)をくわしく調べることによって、再現(さいげん)できます。動きを未来(みらい)へ延長(えんちょう)していけば、大陸の移動が予想(よそう)できます。大陸の未来の配置(はいち)がわかるのです。 写真 紅海(こうかい)・ペルシア湾(わん)の衛星画像(えいせいがぞう)
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熱の放出 |
プレートテクトニクス |
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■7億〜6億年前 大陸移動の歴史は、大陸の集合と分裂の繰り返しです。6億年前、ゴンドワナ超大陸が南半球から赤道にかけてありました。ゴンドワナ超大陸の真ん中に太平洋スーパープルームが上昇してきたことによって、ゴンドワナ超大陸は分裂しはじめました。 図表 7億〜6億年前の大陸の分布(ぶんぷ)
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■2億年前 ゴンドワナ超大陸(ちょうたいりく)が分裂(ぶんれつ)した後、大陸がふたたび集合してパンゲア超大陸が生まれました。アフリカと南アメリカ大陸の間、ヨーロッパと北アメリカ大陸の間、今の大西洋(たいせいよう)にそって、大西洋スーパープルームが上昇(じょうしょう)してきました。そしてふたたびパンゲア超大陸が分裂しはじめました。 図表 2億年前の大陸の分布(ぶんぷ)
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■8,300万年前 パンゲア超大陸は分裂(ぶんれつ)をつづけ、太平洋(たいへいよう)と大西洋(たいせいよう)のスーパープルームが断続(だんぞく)的に活動した時期です。このスーパープルームの活動で、海洋底(かいようてい)に火山活動によるいくつもの巨大(きょだい)な火山の台地(だいち)である海台(かいだい)ができました。 図表 8,300万年前の大陸の分布(ぶんぷ)
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■現在(げんざい) 現在は、大陸が分裂(ぶんれつ)してしまった時期です。太平洋スーパープルームの活動はしだいにおとろえてきました。 図表 現在の大陸の分布(ぶんぷ)
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■未来(みらい):2億5,000万年後 大西洋(たいせいよう)スーパープルームの活動(かつどう)がつづき、太平洋(たいへいよう)がとじていきます。そして、太平洋とインド洋が広がり、2億5,000万年後にはべつの超大陸(ちょうたいりく)ができると推測(すいそく)されます。 図表 2億5,000万年後の大陸の分布(ぶんぷ)
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EPACS Museum of Natural History
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