新しい地球像をもとめて[地球のからくり] |
4A03[ 海でできる岩石 ] |
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■海でできる岩石 Sedimentary Rocks 海や湖で土砂(どしゃ)がたまり、岩石となったものを堆積岩(たいせきがん)といいます。土砂は陸地をつくっていた岩石が、大気の作用(さよう)(雨や風)や川の作用によってくだかれ、川の水の作用によって運ばれ、水の底にたまります。何度も何度もたまることによって、下の土砂は上の土砂の重さによって固まっていきます。陸の近くの海、特に大河の近くの海には多くの土砂が流れこんでいきます。 写真 地層(ちそう)の産状(さんじょう)(アメリカ合衆国(がっしゅうこく)グランド・キャニオン国立公園(こくりつこうえん))
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.関連項目: |
地球をつくる岩石 |
大地をつくる岩石 |
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■地層(ちそう)のできかた 堆積岩(たいせきがん)はくわしく見ると、何枚もの層が見えます。このような一枚の地層(ちそう)の中をくわしくみると、下の方は粗(あら)い粒(つぶ)からできており、上に行くほど粒が細(こま)かくなり、やがて目にみえないほどの細かい粒になっているところがあります。粒の粗いところは固くて浸食(しんしょく)されずに残り、でっぱっています。粒の細かいところはもろくてぼろぼろとくずれやすくなっていて、くぼんでいます。堆積岩の多くはこのような地層が何枚もくりかえしています。一枚の地層ができた時間は、数時間とか数日間のあっという間のできごとだと考えられています。しかし、その一枚の地層は数百年とか数千年に一度しかできません。一枚の地層は数百年や数千年に一度しかない大洪水(こうずい)や地震(じしん)による海底地滑(じすべ)りなどによってできたものだと考えられています。 写真 地層(ちそう)(足柄層群(あしがらそうぐん))
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地球をつくる岩石 |
大地をつくる岩石 |
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■堆積岩(たいせきがん)の分類(ぶんるい) 堆積岩(たいせきがん)のおおくは土砂(どしゃ)が固まったものです。土砂は粒(つぶ)のサイズや種類によって分けられています。堆積岩は粒の粗(あら)い方から、礫岩(れきがん)、砂岩(さがん)、泥岩(でいがん)に分けられます。堆積岩でも、起源(きげん)の違うものがあります。生物がつくった石灰岩やチャート、石炭(せきたん)、陸地や特殊(とくしゅ)な環境(かんきょう)でたまった岩塩(がんえん)、縞状鉄鉱層(しまじょうてっこうそう)、火山噴火(ふんか)によってできた凝灰岩(ぎょうかいがん)などがあります。その量はさまざまですが、人間の生活に密接(みっせつ)な関係があるものです。 図表 堆積岩(たいせきがん)の分類(ぶんるい)
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■礫岩(れきがん)の偏光顕微鏡(へんこうけんびきょう)写真 写真 礫岩(れきがん)の偏光顕微鏡(へんこうけんびきょう)写真
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地球をつくる岩石 |
大地をつくる岩石 |
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■砂岩(さがん)の偏光顕微鏡(へんこうけんびきょう)写真 写真 砂岩(さがん)の偏光顕微鏡(へんこうけんびきょう)写真
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地球をつくる岩石 |
大地をつくる岩石 |
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■泥岩(でいがん)の偏光顕微鏡(へんこうけんびきょう)写真 写真 泥岩(でいがん)の偏光顕微鏡(へんこうけんびきょう)写真
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EPACS Museum of Natural History
EPACS 自然史博物館 |