古期カルデラの形成と同様に、度重なる火砕流を伴う噴火により、火山体の地下に空洞ができたことで山体が陥没し、新期カルデラを形成しました。ただし、古期カルデラ内の広域にわたって陥没が起きたのか、限られた地域で陥没が起きたのかは不明です。また、新期カルデラの位置は不明瞭です。 この時期のテフラには、OP(小原台パミス)やAP(安針パミス)、MP(三浦パミス)、TP(東京パミス)などがあります。このうち、東京パミスは軽石が東京まで達したことで有名です。