[人と大地と] |
3B03[ 宝石鉱物 ] |
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■自然金(しぜんきん) native gold 産地:アメリカ合衆国アラスカ州 黄金色の金属光沢をしています。結晶の形は6面体、8面体などですが、普通は樹枝状(じゅしじょう)や塊状(かいじょう)をしています。やわらかくて、たたいて平面的によく広がることが特徴です。金には、鉱山(こうざん)の鉱脈(こうみゃく)からとれる山金(やまきん)と、川の砂の中からとれる砂金(さきん)があります。画像のものは鉱脈から取れた山金で、大きさは3cm程度です。
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.関連項目: |
4A02 金属資源 |
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■砂金(さきん) native gold 産地:北海道松前郡福島町知内川 金には、鉱山の鉱脈(こうみゃく)からとれる山金(やまきん)と、川の砂の中からとれる砂金(さきん)があります。砂金は、金の鉱床(こうしょう)が風化(ふうか)や浸食作用(しんしょくさよう)をうけて、自然金(しぜんきん)が砂や礫(れき)と一緒に堆積(たいせき)したものです。岩石から洗い出された金の粒が二次的に再生(さいせい)、成長(せいちょう)して大きくなります。砂金の大きなものをナゲットとよびます。画像のものは砂金で、粒の大きさは約2〜3mm程度です。
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.関連項目: |
4A02 金属資源 |
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■自然銀(しぜんぎん) native silver 産地:カナダ オンタリオ州 銀白色(ぎんはくしょく)の金属光沢(きんぞくこうたく)をしています。結晶(けっしょう)の形は、6面体や8面体などですが、普通は樹枝状(じゅしじょう)や塊状(かいじょう)で産します。表面は酸化(さんか)して黒色に変化しやすくなっています。金や銅、水銀(すいぎん)などと合金(ごうきん)を作ります。画像の標本は、樹枝状に成長した自然銀です。標本の大きさは約5cmです。
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.関連項目: |
4A02 金属資源 |
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■自然白金(しぜんはっきん) native platinum 産地:アメリカ合衆国カリフォルニア州 白金色(はっきんしょく)から暗灰色(あんかいしょく)の金属光沢(きんぞくこうたく)をしています。結晶の形は、6面体ですが、通常は粒状(りゅうじょう)になっています。主にかんらん岩など超塩基性(ちょうえんきせい)の火成岩(かせきがん)の中の鉱床(こうしょう)に産します。画像の標本の大きさは、約2mmです。
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.関連項目: |
4A02 金属資源 |
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■ラピスラズリ(青金石(せいきんせき)) lapis lazli (lazurite) 産地:チリ コキンボ オラレ ラピスラズリは通称(つうしょう)で、正式な鉱物名はラズライト(lazurite)、青金石(せいきんせき)といいます。。きれいな群青(ぐんじょう)色をしており、古くから宝飾品(ほうしょくひん)や顔料(がんりょう)として使われてきました。チリやアフガニスタンなど、地球上でも限られた地域にしか産していません。画像の標本の大きさは約15cmです。
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.関連項目: |
3D06 青色 |
5B02 アフリカ・南北アメリカ |
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■トパーズ topaz 産地:パキスタン ギルギット 主にアルミニウムとケイ酸分からなる鉱物です。色は無色から淡褐色(たんかっしょく)、黄色、ピンク色などさまざまで、宝石として扱われています。画像は短柱状(たんちゅうじょう)の無色のもので、大きさは2cmほどです。
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.関連項目: |
3B02 誕生石(7月から12月) |
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■ひすい輝石(きせき) jadeite 産地:オーストラリア西オーストラリア州ピルバラ地方 ナトリウムとアルミニウムとケイ酸分からできている鉱物です。半透明(はんとうめい)、ち密で硬いものがひすい、あるいは硬玉(こうぎょく)とよばれ、宝石や宝飾品(ほうしょくひん)に使われます。色は白いものが多いのですが、微量(びりょう)に含まれる鉱物により緑色や青紫色(あおむらさきいろ)をします。画像のものは、濃い緑色を帯(お)びたもので、大きさは約20cmの板状のものです。
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.関連項目: |
3B01 誕生石(1月から6月) |
3D06 青色 |
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■リチア輝石(リチアきせき) spodumene 産地:アフガニスタン ヌリスタン 輝石(きせき)のなかまで、宝石としてあつかわれるきれいな鉱物です。リチウムとアルミニウムとケイ酸分からなり、リチウムの富むペグマタイト中に産します。色は、無色からピンク色、緑色などさまざまです。色によって宝石名がかわります。ピンク色のものをクンツアイト、緑色のものをヒデナイトなどと呼びます。画像はピンク色のクンツアイトで、大きさは約10cmの長柱状(ちょうちゅうじょう)の結晶です。
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.関連項目: |
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■菱マンガン鉱(りょうマンガンこう) rhodochrosite 産地:茨城県西茨城郡七会村高取鉱山 マンガンと炭酸(たんさん)分からなる鉱物です。きれいな紅色(べにいろ)をしていることから、宝飾品(ほうしょくひん)として使われています。画像の標本の大きさは、約2cmです。
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.関連項目: |
3D01 赤色 |
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■めのう agate 産地:アメリカ合衆国フロリダ州 石英の粒の非常に細かいものが集ってできた塊(かたまり)のなかで、縞模様(しまもよう)があるものをめのうと呼びます。画像にあるボール状の標本では、ボールの内側の縞模様のところがめのうで、さらにその内側に水晶ができています。大きさは約5cmです。
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.関連項目: |
3A07 水晶の仲間 |
5B02 アフリカ・南北アメリカ |
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EPACS Museum of Natural History
EPACS 自然史博物館 |