形成史からテフラを見る 新期カルデラの形成
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箱根火山起源テフラデータベース Hk-OP(小原台軽石,Y-58) Hk-AP(安針軽石,Y-70) Hk-MP(三浦軽石,Y-73) Hk-TP(東京軽石,Y-76) Hk-T(pfl)

新期カルデラ形成の断面図

古期カルデラの形成と同様に、度重なる火砕流を伴う噴火により、火山体の地下に空洞ができたことで山体が陥没し、新期カルデラを形成しました。ただし、古期カルデラ内の広域にわたって陥没が起きたのか、限られた地域で陥没が起きたのかは不明です。
また、新期カルデラの位置は不明瞭です。
この時期のテフラには、OP(小原台パミス)やAP(安針パミス)、MP(三浦パミス)、TP(東京パミス)などがあります。
このうち、東京パミスは軽石が東京まで達したことで有名です。

凡例・ピンクは軽石・紫はスコリア・グレーは火山灰・赤は火砕流・ベージュは火山灰土

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