形成史からテフラを見る 古期カルデラの形成

TAm-5(Tu-8,ウワバミ,土屋γ)

黄白色降下軽石層(ピンク色の軽石を含む)。厚い軽石層で降下ユニットはあまり明瞭ではないが、最上部は灰色を呈することが多い。中井町比奈窪では層厚 2.3m、最大粒径 12cm。伊勢原市高森では層厚 2m、最大粒径 8cm(笠間・山下, 2005)、横浜市保土ヶ谷区仏向町では層厚 1.2m、最大粒径 3cmである(笠間, 2006)。大磯丘陵のTAmテフラ累層(土屋(Tu)ローム層)に含まれる。横浜地域では舞岡(Mk)テフラ累層、六ッ川(Mt)テフラ累層(土橋(Ts)ローム層)に含まれる。町田・新井(2003)はこのテフラの噴出時期を海洋酸素同位体ステージ 6 としている。

TAm-5(Tu-8,ウワバミ,土屋γ)露頭写真
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スペ10

露頭写真:神奈川県足柄上郡中井町井ノ口(1995.9)

鉱物写真:神奈川県伊勢原市高森(2004.6)
TAm-5(Tu-8,ウワバミ,土屋γ)接写写真1 TAm-5(Tu-8,ウワバミ,土屋γ)接写写真2  
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多摩TAm-5/TAm-5(町田・新井, 2003)
他の名称/記号 TAm-5(町田ほか, 1974)、多摩上部ローム層8/Tu-8(上杉, 1976)、γ(遠藤・上杉, 1976)、土沢C軽石/Ts-CP(町田, 1973)、ウワバミ(鶴見・大村, 1966)、六ッ川5/Mt-5、舞岡16/Mk-16(町田ほか, 1974)、土橋7/Ts-7(関東第四紀研究会, 1974)
分布(露頭) 平塚市土屋愛宕山、伊勢原市高森、横浜市南区六ッ川・保土ヶ谷区仏向町など
推定体積 >10km3(町田ほか, 1974)、≧約10km3(町田, 1977)、>5km3(高橋ほか, 1999)
鉱物の特徴 opx≧cpx≒mt、opx(γ)1.706-1.710(1.708)(町田ほか, 1974)、
opx>m t>cpx(上杉, 1976)

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