• スタッフ紹介

私たちが博物館のスタッフです!

スタッフ写真

瀬能 宏 (Hiroshi SENOU)

学芸部長

専門:魚類の分類学・生物地理学・保全生物学

学位:農学博士

E-mail:senou@nh.kanagawa-museum.jp

ダイバーや釣り人、漁業従事者の方々などと連携をとりながら、魚類の標本や画像を収集し、それらに基づいて分類や分布についての研究を行っています。絶滅危惧種や外来生物の調査など、魚類の保全に向けた取り組みも進めています。

2016年4月23日 更新

プロフィール

1958年東京生まれ、京都の伏見育ち。幼少の頃から生き物が大好きで、虫採りや魚すくいに熱中したが、中学生の頃にはクモや化石にはまったことも。高校生の時に魚釣りが好きだったという単純な理由から大学は水産学科へ進学。サークル活動や先輩の影響から魚の研究に目覚める。最初はタナゴやドジョウなど日本の淡水魚の研究を目指したが、八重山諸島での河川調査を通じてハゼやボラなど汽水域の魚類に興味が移る。大学院修士課程では沖縄に在住し、サンゴ礁など沿岸域の魚も研究対象に。趣味はごみむし採りと切符集め。

経歴

タイワンメナダ

タイワンメナダ(ボラ科)修士論文用にスケッチした全形図

コンテリボウズハゼ

コンテリボウズハゼ(環境省絶滅危惧IA類)
KPM-NI 26658 沖縄島産

1981年3月
 近畿大学農学部水産学科卒業
 テーマ: シマドジョウの2倍体と4倍体の形態比較
1983年10月~1984年4月
 タイ王国チュラーロンコーン大学理学部海洋学科留学
 テーマ: タイ王国産ボラ科魚類の分類学的研究
1985年3月
 琉球大学大学院理学研究科修了 理学修士取得
 テーマ: 日本産ボラ科魚類の分類学的研究
1988年4月~1990年3月
 日本学術振興会特別研究員
1989年3月
 東京大学大学院農学系研究科水産学専門課程修了 農学博士取得
 テーマ: 世界産ボラ科魚類の系統分類学的研究

ルリボウズハゼ

ルリボウズハゼ(環境省絶滅危惧IB類)
KPM-NI 26518 父島産

1990年4月~1993年9月
 (株)益田海洋プロダクション
1993年10月~
 神奈川県立博物館
1995年1月~
 神奈川県立生命の星・地球博物館

所属学会など

  • 日本魚類学会
  • 日本生物地理学会
  • 日本動物分類学会
  • The American Society of Ichthyologists and Herpetologists
  • The Biological Society of Washington
  • Society of Systematic Biologists
  • The Society for the History of Natural History
  • 南紀生物同好会
  • 相模湾海洋生物研究会
  • 魚の会

委員会活動

アカメ

アカメ(環境省絶滅危惧IB類)
KPM-NI 29366 浜名湖産

学会

  • 日本魚類学会評議員
  • 日本魚類学会標準和名検討委員会委員長
  • 日本魚類学会自然保護委員会
    希少海産魚問題検討部会委員
  • 日本生物地理学会評議員

行政

  • 絶滅のおそれのある海洋生物の選定・評価検討会魚類分科会委員
  • 希少野生動植物種保存推進員(環境省)

主な著書・監修書

  • 日本の淡水魚(分担執筆、川那部他編・監修、山と渓谷社、1989年、2001年二版、2005年三版)
  • 日本産魚類大図鑑(分担執筆、益田他編、東海大学出版会、1984年、1988年二版)
  • 日本産稚魚図鑑(分担執筆、沖山編、東海大学出版会、1988年、2014年二版)
  • 日本産魚類検索―全種の同定(分担執筆、中坊編、東海大学出版会、1993年、2000年二版、2002年英文版、2013年三版)
  • 日本の海水魚(分担執筆、岡村・尼岡編・監修、山と渓谷社、1997年、2000年二版、2001年三版)
  • 川と湖沼の侵略者ブラックバス―その生物学と生態系への影響(責任編集・分担執筆、日本魚類学会自然保護委員会編、恒星社厚生閣、2002年)
  • 幼魚ガイドブック(瀬能・吉野著、阪急コミュニケーションズ、2002年)
  • 日本の絶滅のおそれのある野生生物―レッドデータブック4:汽水・淡水魚類(環境省、2003年、2015年)
  • 相模湾動物誌(分担執筆、国立科学博物館編、東海大学出版会、2007年)
  • 日本のハゼ(監修、平凡社、2004年)
  • 潜水調査船が観た深海生物―深海生物研究の現在(分担執筆、藤倉他編著、東海大学出版会、2008年、2012年二版)
  • 日本の外来魚ガイド(監修・解説執筆、文一総合出版、2008年)
  • 日本の海水魚(監修、山と渓谷社、2008年)
  • 海の魚大図鑑(監修、日東書院、2010年)
  • 見えない脅威“国内外来魚”(責任編集・分担執筆、日本魚類学会自然保護委員会編、東海大学出版会、2013年)
  • ポプラディア大図鑑WONDA魚(監修、ポプラ社、2013年)
  • 失われた北川湿地:なぜ奇跡の谷戸は埋め立てられたのか?(責任編集・分担執筆、三浦・水戸自然環境保全連絡会編、サイエンティスト社、2015年)

資料収集(あつめる)

リュウグウノツカイ

リュウグウノツカイ KPM-NI 27821
全長1.9m。2011年1月20日、小田原市米神沖の定置網で漁獲され、新江ノ島水族館から寄贈を受けた。

メガマウスザメ

メガマウスザメ KPM-NI 28784
全長3.47mの雌。2011年7月15日、真鶴町岩沖の定置網で漁獲され、岩漁協から寄贈を受けた。

標本

相模湾や神奈川県内の魚はもちろん、関連する地域や海域から広く標本を集めています。また、大学や博物館などの研究機関、あるいは個人で行われた研究や調査の証拠標本も受け入れています。さらに、展示や普及教育にも役立てるため、世界中の魚を「科」のレベルで網羅することを目標に収集を続けています。このようにして集められた標本の中には、学術的に研究が進んでいない種(例えば新種や新産種)も含まれています。それらは当館だけでなく、国内外の研究者に貸与され、研究のために活用されています。

魚類標本登録実績(累計)PDF(46KB)

神奈川県立生命の星・地球博物館における大型魚類標本の搬入と保存
魚類の資料整理-ステップ化とコード化によるボランティア参加の実現PDF(10.1MB)

画像

Myersina yangii

Myersina yangii
KPM-NR 76222A フィリピン
Photo N. Suzuki

Chromis brevirostris

Chromis brevirostris
KPM-NR 78171C 沖縄島
Photo T. Tsuhako

コナユキハゼ属の1種1

コナユキハゼ属の1種1
KPM-NR 156553A 沖縄島
Photo N. Shirakawa

ツキヒハナダイ(幼魚)

ツキヒハナダイ(幼魚)
KPM-NR 159217B 大瀬崎
Photo A. Mishiku

魚は生鮮時の色彩を保存することができないため、標本作製時にカラー写真を撮影して記録しています。また、ダイバーや釣り人などの協力を得て、水中写真や釣り上げた直後の魚の写真も集めています。2014年度時点でデータベース化された画像は14万6千件に達しており、「魚類写真資料データベース」として研究活動に活用するとともに、その多くを国立科学博物館と連携してWeb上に公開しています。同データベースは、英語版(FishPix)と合わせて累計4000万アクセス(2016年3月現在)を達成しました。

魚類画像登録実績(累計)PDF(51KB)

魚類写真資料データベース―市民との協働で築かれた研究ツール
魚類写真資料データベース外部リンク[外部リンク]
FishPix外部リンク[外部リンク]

調査・研究(しらべる)

フデハゼ

フデハゼ Stipodon pelewensis
KPM-NR 43449 パラオ諸島
Photo: J. Sakaue

魚類の分類や分布について、地域、日本、世界の3つのレベルを目標に研究を進めています。地域レベルの研究では、神奈川県内の河川や相模湾の魚類相、絶滅危惧種などを調査しています。日本レベルの研究では、相模湾と関連の深い黒潮流域の魚類相の解明、日本から初めて記録された魚類を報告したりしています。世界レベルの研究では、新種記載や分類学的再検討、系統解析など、魚類の多様性解明のための研究を行っています。

最近の論文・著作等

  • Miyazaki, Y., A. Murase, M. Shiina, R. Masui and H. Senou. 2015 (January 27). Integrating and utilizing citizen biodiversity data on the web for science: an example of a rare triggerfish hybrid image provided by a sport fisherman. Journal of Coastal Research, doi: 10.2112/JCOASTRES-D-14-00170.1.
  • Miyazaki, Y., Y. Ikeda and H. Senou. 2015 (January). The northernmost records of Chromis notata and Sagamia geneionema from Hokkaido, Japan. Marine Biodiversity Records, doi: 10.1017/S1755267214001390; Vol. 8; e13.
  • 鈴木寿之・渋川浩一・I-Shiung Chen・矢野維幾・千葉 悟・内野啓道・高瀬 歩・瀬能 宏. 2015 (February 14). 琉球列島から得られた日本初記録のハゼ亜目魚類8種. Fauna Ryukyuana, (18): 9-38.
  • 三井翔太・瀬能 宏. 2015 (February 28). アシロ目魚類の2稀種, オオソコイタチウオとクロヨロイイタチウオの再記載. 神奈川県立博物館研究報告(自然科学), (44): 71-78.
  • 崎山直夫・瀬能 宏. 2015 (February 28). 相模湾初記録となるアブラガレイ(カレイ目カレイ科)について. 神奈川自然誌資料, (36): 59-62.
  • 山川宇宙・瀬能 宏. 2015 (February 28). 神奈川県内の河川におけるカワアナゴ属の分布. 神奈川自然誌資料, (36): 63-68.
  • 瀬能 宏. 2015 (February). コゲウツボ. Pages 10-11 in 環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室編. レッドデータブック2014. 日本の絶滅のおそれのある野生生物. 4. 汽水・淡水魚類. 株式会社ぎょうせい, 東京; ナミダカワウツボ, ibid., pp. 12-13; ホシイッセンヨウジ, ibid., pp. 68-69; タニヨウジ, ibid., pp. 70-71; ヒメテングヨウジ, ibid., pp. 72-73; カワボラ, ibid., pp. 74-75; ヒゲソリオコゼ, ibid., pp. 78-79; ウラウチフエダイ, ibid., pp. 82-83; テッポウウオ, ibid., pp. 86-87; ヨコシマイサキ, ibid., pp. 88-89; ニセシマイサキ, ibid., pp. 90-91; シミズシマイサキ, ibid., pp. 92-93; ヒルギギンポ, ibid., pp. 96-97; カワギンポ, ibid., pp. 98-99; タイワンキンギョ, ibid., pp. 146-147; ドロクイ, ibid., pp. 150-151; アミメカワヨウジ, ibid., pp. 206-207; ナガレフウライボラ, ibid., pp. 208-209; アカメ, ibid., pp. 216-217; トゲナガユゴイ, ibid., pp. 222-223; ナンヨウチヌ, ibid., pp. 300-301; コモチサヨリ, ibid., p. 349; クルメサヨリ, ibid., p. 350; アンピンボラ, ibid., p. 363; オニボラ, ibid., p. 364; カマヒレボラ, ibid., p. 364; モンナシボラ, ibid., p. 365; ミナミギンイソイワシ, ibid., p. 366; ナンヨウタカサゴイシモチ, ibid., p. 367; シラヌイハタ, ibid., p. 367; ゴマクモギンポ, ibid., p. 369; ナリタイトヒキヌメリ, ibid., p. 370; 本州の太平洋側湖沼系群のニシン, ibid., pp. 380-381; 琵琶湖のコイ在来型, ibid., pp. 382-383; 有明海のスズキ, ibid., pp. 402-403; 沖縄島のクサフグ, ibid., pp. 406-407.
  • Suzuki, T., K. Yano and H. Senou. 2015 (April 13). Trimma yoshinoi, a new gobiid fish from Japan (Perciformes: Gobiidae). Journal of the Ocean Science Foundation, 14: 66-73.
  • 佐々木哲朗・瀬能 宏・山田鉄也・内野啓道. 2015 (August). 小笠原諸島兄島および父島の海産魚類相. Ogasawara Research, (41): 13-39.
  • Suzuki, T., K. Shibukawa, H. Senou and I-S. Chen. 2015 (October 7). Redescription of Rhinogobius similis Gill, 1859 (Gobiidae: Gobionellinae), the type species of the genus Rhinogobius Gill, 1859, with designation of the neotype. Ichthyological Research, doi: 0.1007/s10228-015-0494-3. [63(2): 227-238].
  • 竹内直子・瀬能 宏・清野聡子. 2015 (December 20). 対馬の魚類相: 1948-2015年の調査から. 日本生物地理学会会報, 70: 1-10.
  • 齋藤和久・瀬能 宏. 2016 (February 26). 神奈川県立生命の星・地球博物館に移管された強羅公園箱根自然博物館旧蔵の淡水魚類標本目録. 神奈川県立博物館研究報告(自然科学), (45): 85-96.
  • 手良村知功・中山直英・瀬能 宏. 2016 (February 26). ワニダラHymenocephalus longibarbis(タラ目: ソコダラ科)の日本からの追加標本と本種の分布特性. 神奈川自然誌資料, (37): 33-36.
  • 崎山直夫・瀬能 宏. 2016 (February 26). 相模湾におけるミズテング(ヒメ目エソ科)の記録と形態. 神奈川自然誌資料, (37): 37-40.
  • 山川宇宙・瀬能 宏. 2016 (February 26). 神奈川県の河川で記録された2種の外来魚,Lepisosteus platostomusHypseleotris compressa. 神奈川自然誌資料, (37): 41-43.
  • 山川宇宙・瀬能 宏. 2016 (February 26). 相模湾流入河川および沿岸域で記録された注目すべき魚類16種. 神奈川自然誌資料, (37): 44-52.
  • Miyazaki, Y., A. Teramura and H. Senou. 2016 (February 26). Biodiversity data mining from Argus-eyed citizens: the first illegal introduction record of Lepomis macrochirus macrochirus Rafinesque, 1819 in Japan based on Twitter information. ZooKeys, (569): 123-133, doi: 10.3897/zookeys.569.7577.
  • Motomura, H., A. Habano, Y. Arita, M. Matsuoka, K. Furuta, K. Koeda, T. Yoshida, Y. Hibino, B. Jeong, S. Tashiro, H. Hata, Y. Fukui, K. Eguchi, T. Inaba, T. Uejo, A. Yoshiura, Y. Ando, Y. Haraguchi, H. Senou and K. Kuriiwa. 2016 (March). The ichthyofauna of the Uji Islands, East China Sea: 148 new records of fishes with notes on biogeographical implications. Memoirs of Faculty of Fisheries, Kagoshima University, 64: 10-34.

論文・著作等の一覧PDFファイル(528KB)

研究中の魚たち

研究中の魚たち

最近の学会発表等

  • 瀬能 宏. 2015 (January 10). 国立自然史博物館に何を望むのか: 地方博物館からの視点. 日本分類学会連合主催公開シンポジウム: 国立自然史博物館の設立を望む. 国立科学博物館大講堂, 上野.
  • Miyazaki, Y., A. Murase and H. Senou. 2015 (February 11-12). A natural history museum as a platform for a accumulating verifiable information on non-native fishes: a Japanese example. Citizen Science 2015 Conference, Citizen Science Association. San Jose, CA.
  • Miyazaki, Y., A. Murase and H. Senou. 2015 (February 15). Integrating and utilizing citizen biodiversity data on the web for science: an example. The 2015 AAAS Annual Meeting.  San Jose, CA.
  • 渥美圭佑・馬渕浩司・瀬能 宏・井上広滋. 2015 (March 19). 隠れた外来種問題: コイの日本在来系統と導入系統の形態比較. 第62回日本生態学会大会. 鹿児島大学, 鹿児島.
  • 清野聡子・竹内直子・瀬能 宏. 2015 (March 30). 対馬における海洋保護区設定にむけた協働型基礎調査①魚類相(予報). 平成27年度日本水産学会春季大会. 東京海洋大学品川キャンパス, 東京.
  • 鈴木寿之・渋川浩一・瀬能 宏. 2015 (July 11). ヨシノボリ属のタイプ種Rhinogobius similisは、ヨシノボリではない. ゴリ研究会. 長良川うかいミュージアム四阿, 岐阜市.
  • Miyazaki, Y., A. MURASE and H. SENOU. 2015 (August 2-6). Integration and application of potential museum collections of natural history disseminated on the web for biodiversity data accumulation and public conservation awareness. ICCB: 27th International Congress for Conservation Biology / 4th European Congress for Conservation Biology, Montpellier, France.
  • 滝川祐子・細谷和海・藤田朝彦・瀬能 宏・中井克樹・吉野哲夫. 2015 (September 5). フランス国立自然史博物館(MNHN)所蔵, ステナケルが収集した1880年代初頭の琵琶湖産魚類標本. 2015年度日本魚類学会年会. 近畿大学奈良キャンパス, 奈良.
  • 藤田朝彦・滝川祐子・細谷和海・瀬能 宏・中井克樹・吉野哲夫. 2015 (September 5). ステナケルが採集した琵琶湖産魚類標本の精査. 2015年度日本魚類学会年会. 近畿大学奈良キャンパス, 奈良.
  • 渥美圭佑・馬渕浩司・瀬能 宏・井上広滋・滝川祐子. 2015 (September 5). 明治10年代の琵琶湖のコイ: パリ国立自然史博物館標本に基づく考察. 2015年度日本魚類学会年会. 近畿大学奈良キャンパス, 奈良.
  • 松浦啓一・瀬能 宏・本村浩之・遠藤広光・栗岩 薫・千葉 悟. 2015 (September 5). 南日本の沿岸性魚類の戦略的調査と魚類データベースが展望する動物地理学の新たな地平. 2015年度日本魚類学会年会. 近畿大学奈良キャンパス, 奈良.
  • 中江雅典・瀬能 宏. 2015 (September 15). 魚類の生物多様性情報を用いた研究の課題と可能性.  生物・生態系情報の統合と時系列データの解析: 生物や生態系の変化を読み解く. JaLTER公開シンポジウム2015. 国立環境研究所大山記念ホール, つくば.
  • Miyazaki, Y., A. Murase and H. Senou. 2015 (October 1). Integration and application of potential museum collections of natural history disseminated on the Web for biodiversity data accumulation and public conservation awareness. CS-DC'15 World e-Conference (Complex Systems Digital Campus 2015 World e-Conference) in CCS'15 (Conference on Complex Systems 2015), Tempe, USA.
  • Miyazaki, Y., A. Murase, A. Angulo and H. Senou. 2015 (November 4). Registering photographic records of Labrisomus jenkinsi (Heller and Snodgrass, 1903) (Perciformes, Labrisomidae) from Pacific coast of Costa Rica as a museum collection: Implications for significance of fish image database. I Costa Rican Congress and IV Latin American Symposium of Ichthyology. San José, Costa Rica. November 2-5, 2015.
  • 瀬能 宏. 2015 (November 14). 博物館における市民参加型データベースの構築とその成果. 「沖縄に国立自然史博物館を!」実行委員会・日本学術会議(動物科学分科会, 自然史財の保護と活用分科会, 自然史・古生物学分科会, 進化学分科会)主催シンポジウム: 沖縄に国立自然史博物館を!: 次世代の博物館像を求めて. 沖縄県立博物館・美術館講堂, 那覇.
  • 難波真梨子・瀬能 宏・柳下直己. 2015 (November 28). アオギス(キス科キス属)の地域個体群間の形態比較. 第61回魚類自然史研究会. 東京環境工科専門学校, 東京.
  • 村瀬敦宣・乾 隆帝・三木涼平・宮崎佑介・小山彰彦・江口勝久・瀬能 宏・岩槻幸雄・神田 猛. 2016 (February 13-14). 宮崎県における河口域魚類相の網羅的解明に向けた基盤整備. 第27回魚類生態研究会, 鹿児島大学.
  • 渥美圭佑・馬渕浩司・瀬能 宏・井上広滋. 2016 (March 24). 琵琶湖内にみられるコイの体形の地域間変異. 第63回日本生態学会仙台大会. 仙台国際センター, 仙台.

学会発表等の一覧PDF(470KB)

展示(みせる)

これまでに手がけた主な展示

宮本紅魚作 ミノカサゴ

宮本紅魚作 ミノカサゴ

Latimeria menadoensisの切手

インドネシアで発行された
Latimeria menadoensis の切手

ラブカ

ラブカ KPM-NI 23084

  • 2007年度 楽しい古書カタログの世界
    大博物学時代の博物図譜の花や鳥、魚などの美しい図版がカラーで紹介された海外の古書カタログを展示しました。

オランダの老舗古書店 ユンクのカタログ類

オランダの老舗古書店 ユンクのカタログ類

ハゼに関する論文・著書の別刷りや標本

陛下の著書や論文の別刷の表紙

ニコノスII

ニコノスII
益田一氏が愛用した水中カメラ
(益田安規子氏所蔵)

シマキツネベラ

シマキツネベラ KPM-NI 30603
Bodianus masudai
学名のmasudaiは益田一氏にちなむ。

ホタテエソ

ホタテエソ KPM-NI 10479
Pseudotrichonotus altivelis
益田一氏による魚類学上
最も重要な発見となった魚で、
新科新属新種として記載された。

 

教育・普及(つたえる)

担当している講座・観察会

ボランティア活動の様子

全長4.6mのウバザメの標本作製
自己実現のためのボランティア活動の一幕

  • ダイバーのための魚類学講座
    →講座の様子
  • 川と用水路の生きものを調べよう
  • 魚をもっと知りたい人のための魚類学講座
    ※上記「ダイバーのための魚類学講座」と同じ内容で実施しています。

最近3年間に行った普及講演のテーマ

海の魚の多様性や地域の魚の保全などをテーマに講演を行っています。お気軽にご相談ください。

  • 相模湾の魚、真鶴の魚(対象:小学生)
  • 酒匂川水系の魚から地域の自然を考える(対象:一般市民、保全団体)
  • 益田 一さんとの思い出と魚類図鑑(一般市民、ダイバー)
  • 渋沢敬三が日本の魚類学に果たした役割(対象:一般市民、魚類研究者、歴史研究者)
  • 酒匂川水系の川魚の保全:「メダカ」の今から見えてくるものとは(対象:一般市民、保全団体)
  • 酒匂川水系のメダカの保全(対象:小学校教員)
  • 小笠原の魚たち:分布の研究からそのルーツを探る(対象:一般市民、ダイバー、ナチュラリスト、保全団体)
  • 魚の外来種問題: 最近の動向と課題(対象:一般市民、保全団体)
  • 自然史系博物館のあるべき姿と評価軸:生命の星・地球博物館の活動から(対象:博物館関係者、行政、一般市民)
  • 博物館における市民参加型データベースとその成果(対象:大学生、一般市民)
  • 小笠原の海と魚たち(対象:ダイバー、ナチュラリスト、一般市民)
  • 歴史で語る箱根の魚(対象:一般市民)

普及講演の一覧PDF(264KB)

レファレンス

魚の水中写真やスナップ写真からの同定など、魚についての様々な質問に常時お応えしています。メールでお気軽にお問い合わせください。

年度別レファレンス実績PDF(97KB)

最近の普及的著作

  • 瀬能 宏. 2015 (February 10). 混迷?. マリンダイビング, 47(3): 142.
  • Senou, H. 2015 (February). In memoriam Muneo Okiyama. Stages, 36(1): 6.
  • 瀬能 宏. 2015 (April 10). ツノカサゴの目. マリンダイビング, 47(5): 172.
  • 瀬能 宏. 2015 (May 1). 自然史標本のなれの果て. 学術の動向, 20(5): 3.
  • 瀬能 宏. 2015 (May 1). 自然史標本と博物館. 学術の動向, 20(5): 30-34.
  • 瀬能 宏. 2015 (June 10). 柳の下の泥鰌. マリンダイビング, 47(7): 175.
  • 瀬能 宏. 2015 (June 15). 生命の星・地球博物館における資料収集と評価の視点. 自然科学のとびら, 21(1): 2-3.
  • 渡辺恭平・瀬能 宏・川島逸郎. 2015 (July 16). 生物画のいろは: 基本的な作業の流れや道具. Pages 8-11 in 折原貴通編. 生き物を描く: サイエンスのための細密描画. 神奈川県立生命の星・地球博物館, 小田原
  • 瀬能 宏. 2015 (July 16). 魚類学における生物画. Pages 12-14 in 折原貴通編. 生き物を描く: サイエンスのための細密描画. 神奈川県立生命の星・地球博物館, 小田原; 生物画と印刷技術の歴史. ibid., pp. 26-28; 魚類学における細密画の歴史. ibid., pp. 29-31; 誰にでも描ける魚の細密描画法. ibid., pp. 110-115.
  • 瀬能 宏. 2015 (August 10). 解せない分布. マリンダイビング, 47(9): 190.
  • 瀬能 宏監修(写真:伊藤勝敏・文:嶋田泰子). 2015 (September). さかなだってねむるんです. 40 pp. ポプラ社, 東京.
  • 瀬能 宏. 2015 (November 10). アイナメの冬. マリンダイビング, 47(12): 186.
  • 瀬能 宏. 2015 (November 25). 北川湿地に生息していたミナミメダカのルーツを探る. Pages 54-63 in 三浦・水戸自然環境保全連絡会編. 失われた北川湿地: なぜ奇跡の谷戸は埋め立てられたのか? サイエンティスト社, 東京; 北川湿地保全活動から得た教訓. ibid., p 232.
  • 瀬能 宏監修. 2015 (December). シマヒメヤマノカミ, アカハチハゼ, クマノミ, ニシキフウライウオ, クレナイニセスズメ, オキゴンベ, ハナミノカサゴ, ハダカハオコゼ, タテジマヘビギンポ, マルクチヒメジ, ヒゲダンゴ. No pagination in Pallette 2016 Calendar, 株式会社大塚製薬工場.
  • 瀬能 宏. 2016 (January 10). 海のバッファローは生き残れるか? マリンダイビング, 48(2): 137.
  • 瀬能 宏. 2016 (March 10). 錦鯉は竜になれるか? マリンダイビング, 48(4): 125.
  • 新井田秀一・瀬能 宏. 2016 (March 15). どこから見たのか?BAY OF WODAWARA. 自然科学のとびら, 22(1): 4-5.
  • 瀬能 宏. 2016 (March 15). ウグイと箱根の意外!?・・・な関係. 神奈川県立生命の星・地球博物館友の会通信, 19(4): 1-2.
  • 瀬能 宏. 2016 (March). メダカ―2種に分かれた小さな魚: ミナミメダカ・キタノメダカ. 小学館のWEB図鑑Z「日本の魚とはどのようなものか」, 第3回,外部リンク[外部リンク].

普及的著作の一覧PDF(520KB)