消える魚たち

現在、世界中の魚類がその生息環境の悪化などの危機に直面しています。また惜しくも絶滅危惧の評価や保全が間に合わずに、絶滅してしまった魚もいます。国際自然保護連合（IUCN）レッドリストによると、近絶滅種・絶滅危惧種に指定された魚類は2,350種にのぼります（2025年8月現在）。またかつては大衆魚として親しまれていたにもかかわらず、漁獲量が極端に減少し、私たちの生活から姿を消しつつある魚も存在します。このミニ企画展示では、こうした危機に瀕している魚や、すでに絶滅してしまった魚について、その理由とともに紹介します。