植物分野
植物ボランティアの活動
維管束植物の押し葉標本の貼付、配架を主な活動内容にしています。
当館には、26万点を超える標本が整理・保管されていますが、未整理のものもある上、新たに収蔵される標本も日々増え続けています。標本に触れ、植物について学びながらの活動です。
活動日 | 水曜日あるいは金曜日を中心に調整 |
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活動内容 | 維管束植物の標本作成ほか |
担当学芸員 | 田中徳久・大西 亘・石田祐子 |
問合せ先 | tanaka@nh.kanagawa-museum.jp(田中) |
※ときには、基本的な活動に加え、展示や事務作業をお願いすることもあります。
植物デジタルボランティアの活動
博物館に集積された情報を、インターネットを通じて広く社会へ発信するために、パソコンやデジカメ、スキャナーなどを駆使して、植物分野の標本や資料をデジタル化する活動です。デジタルカメラやスキャナーでの画像撮影、資料のデータ入力やテキスト整形が、主にご協力いただく内容となります。
パソコンやデジタル機器に触れることに抵抗がなければ、経験や作業の速さは問いません。エクセルで家計簿がつけられる程度の能力があれば即戦力として期待されますが、担当学芸員が経験や能力に応じて、実施内容や作業方法を提案します。パソコンやデジタル機器は博物館に用意があります。
活動日 | 月1~4回程度。随時調整可。 |
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活動内容 | 植物関連資料のデジタル化 |
担当学芸員 | 大西 亘 |
問合せ先 | wohnishi@nh.kanagawa-museum.jp(大西) |


菌類ボランティアの活動
きのこやカビ、変形菌(粘菌)などを対象に、月1回の菌類相調査を博物館周辺で行っています。そのほかに、月1~2回の標本整理や資料整理作業、不定期の勉強会や年1回の成果発表会などがあります。また、年に数回の講座や観察会ではスタッフとしてお手伝いいただきます。
博物館の近くには豊かな森林が残っており、多種多様な菌類が観察できます。これまでボランティアメンバーの協力のもと、博物館のある入生田周辺で採集された菌類の収蔵標本は8,500点以上にもなります。中には、新種として発表されたものや、世界的に貴重な菌なども多くあります。
年齢や立場や職業もさまざまですが、「博物館が好き」「菌類が好き」を共通点としたメンバーで和気あいあいと活動しています。菌類について深く知りたい方はもちろんのこと、知っているようで知らない菌類の不思議な世界をこれから覗いてみたい、という方のご参加もお待ちしています。
活動日 |
月2~3回、木曜日・火曜日・土曜日など (ご都合のつく範囲で構いません) |
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活動内容 |
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担当学芸員 | 折原貴道・大坪 奏 |
問合せ先 | t_orihara@nh.kanagawa-museum.jp(折原) |
ボランティアメンバーが調査・執筆した『入生田菌類誌 第一巻』を発刊しました!現在、第二巻にむけて活動中です!

野外調査へ出発!

採集した菌類を皆で検討する

採集記録をとり、標本として収蔵する