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春の地形地質観察会(湯河原)

春の地形地質観察会(湯河原)

幕山から湯河原駅に至る7km程度のコースで、箱根火山の生い立ちを考えながら、幕山溶岩をはじめ、道中で見られる白丁場石やかま石などの石材の観察、高台からの箱根火山や伊豆半島の火山地形を観察しました。当館のほか、県立歴史博物館の学芸員も講師として参加して、岩石・石材を自然科学的視点と人文科学的視点の両面から解説しました。

 

箱根火山の説明

1. 幕山公園の管理棟前で、箱根火山の生い立ちの解説をしました。

幕山溶岩の説明

2. 幕山公園内で、幕山溶岩の流理構造(巨石の上下方向の縞模様)を観察しました。

丹治さん説明

3. 左奥の巨石(石材名:かま石)を、県立歴史博物館の丹治学芸員が解説をしました。

かま石説明

4. 公園内の斜面に転がる「かま石」を観察しながら、その上にある採石場跡を解説しました。

白丁場石石垣

5. 石材名「白丁場石」を使った石垣を観察しました。白丁場石は日本銀行本店本館の外壁にも使われた石材です。

白丁場石採石場跡

6. 白丁場石の採石場跡(の途中まで)山道を進むと、足元は白丁場石だらけです。

場所 湯河原町鍛冶屋
講師

当館学芸員 山下浩之新井田秀一西澤文勝

県立歴史博物館学芸員 丹治雄一

開催した日 2019年5月3日