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2019年度
ウィーン自然史博物館に寄贈したサメ標本の贈呈式が行われました

ウィーン自然史博物館に寄贈したサメ標本の贈呈式が行われました

2019年11月26日更新

2019年10月18日にオーストリア国立ウィーン自然史博物館の講堂において、当館から寄贈した2個体のサメ(ミツクリザメとラブカ)の液浸標本の贈呈式が行われました。贈呈式には当館の平田大二館長と瀬能 宏主任学芸員が招待され、在オーストリア日本国大使も出席しました。今年は日墺友好150年記念の年にあたり、今回の寄贈は李 清グラーツ国立音楽大学元教授と、教授の奥様であり、ミツクリザメの名前の由来となった箕作佳吉(1858-1909;東京帝国大動物学教授)を輩出した一族のお一人である箕作温子氏の仲介により実現したものです。贈呈されたサメ標本は同博物館の第26展示室にシーラカンスや友好記念に関連する他の魚類標本などと一緒に展示されています。ウィーンを訪れる機会があればぜひご覧になってください。また、今回の標本寄贈に関連する展示を館内情報コーナーで12月4日から22日まで実施する予定です。こちらもぜひご来場ください。

 

ウィーン自然史博物館

オーストリア国立ウィーン自然史博物館 左手はマリア・テレジアの像

 

贈呈式の様子

贈呈式の様子 手前左:当館 平田大二館長;手前右:ウィーン自然史博物館 クリスティアン・ケルブル館長;
奧左:当館 瀬能 宏主任学芸員;奧右:ウィーン自然史博物館 エルンスト・ミクシ博士 写真提供:ウィーン自然史博物館

 

ミツクリザメの液浸標本

当館から贈呈されたミツクリザメの液浸標本

 

ミツクリザメ

ミツクリザメ KPM-NI 26177

 

ラブカの液浸標本

当館から贈呈されたラブカの液浸標本

 

ラブカ

ラブカ KPM-NI 3614

 

 

※日墺友好150年を記念する展示です。

※贈呈式の様子がYouTubeを利用して公開されています。