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貝殻のふしぎを調べよう「ホタテ」
わたしたちにとって最も身近な二枚貝のホタテガイは、実は二枚貝の中ではちょっと変わった存在です。ホタテガイを詳しく観察し、気がついた特徴をメモにまとめ、参加者全体で共有し、ホタテガイの殻のかたちについて学びました。
また、化石のホタテガイのレプリカを作成し、展示室に展示してある他の化石ホタテガイとの比較も行いました。
1. ひとり一つずつホタテガイの殻を観察し、気がついたことを全てメモにしていきました。
2. それぞれのメモを順番に発表してもらい、全員分をまとめました。殻のかたちや特徴がホタテガイの生活の様子とどのように関係しているのかを考えました。
3. 石こうを使って化石ホタテガイのレプリカを作成しました。石こうを型に注ぎ入れる時は、均等に石こうが行き渡るように、泡が入らないように注意するのがポイントです。
4. 作成したレプリカを型から外します。見事成功。化石ホタテガイの貝がらの特徴を正確に写し取ったレプリカができました。
5. 化石のホタテガイも観察しました。
6. 化石ホタテガイには、今は絶滅してしまった種も含め、たくさんの種類があります。展示室でそれらのホタテガイを観察しました。
場所 | 当博物館 実習実験室 |
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講師 | 学芸員 田口公則・佐藤武宏 |
開催した日 | 2017年7月22日 |