【ミニ企画展示】神奈川県での牧野富太郎

牧野富太郎閻魔．代理エンマ鎮座式（1926 年9 月1 日 大涌谷エンマ堂）【写真提供︓澤田秀三郎・生命の星・地球博物館蔵】．

牧野富太郎（中央）と澤田武太郎（右端）【写真提供︓澤田秀三郎・神奈川県立生命の星・地球博物館】．

2023年前期のNHKの連続テレビ小説「らんまん」で、主人公のモデルとされる植物学者の牧野富太郎、日本の植物学の父とも呼ばれます。牧野は神奈川県に所縁の深い植物学者で、日本最古の植物愛好会である横浜植物会を指導し、会員とともに、植物を採集して歩いたり、会員の提供した情報や標本により、新種の植物を記載しています。もちろん自らも県内のあちこちで植物を採集、研究しています。この展示では、そんな牧野の神奈川県での活動の様子とドラマで描かれる植物研究の一端を博物館に残される標本や資料から紹介します。