【企画展】46億年 地球のしごと~地質写真家が見た世界の地形~

この展示は終了しました

世界の各地には、アッ、すごい! と驚いたり、ワー、きれい! と感動したり、ウーン、どうして? と悩んでしまうような地形や地層、岩石がたくさんあります。それらは地球がうまれてから46億年という長い時間の中で、できてきたものです。
今回の企画展では、地質写真家 白尾 元理(しらお もとまろ)氏が、世界各地で撮影した様々な地質景観の写真と解説に岩石、化石を加えて「46億年の地球のしごと」を紹介します。

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白尾 元理 しらお もとまろ

1953年東京生まれ。地質写真家・サイエンスライター。大学・大学院で地質学、火山学を専攻。1986年の伊豆大島噴火、1987年のアメリカ西部旅行をきっかけに写真家を志す。以来、世界40カ国以上の火山、地形、地質などを撮影している。

 地球の「履歴書」

地球の年令は、46億歳です。このとてつもなく長い時間の中で、地球はどんな運命をたどってきたのでしょう。海や大気をつくり、生命をうみだしました。大きな環境の変化を何度も経験してきました。地球の歴史は、岩石や地層の中に残されています。

世界のびっくり地形

火のしごと-火山-

火山をつくるマグマの成分や温度、噴火の場所のちがいで、噴火のしかたや火山の形がかわります。

砂と氷のしごと-砂漠や氷河-

砂漠の砂が風で動いてたまったり、氷河が流れて山をけずり谷をつくるとき、おもしろい地形ができます。

水と風のしごと-浸食-

雨や風、波などにより、かたい岩石の表面がけずられたり溶けたりして、ふしぎな地形がつくりだされます。

大地のしごと-断層-

大地が動くことで岩石が割れて、大きな断層ができ、地面がずれます。

ひとのしごと-地下資源-

地球がつくった岩石や鉱物を、ひとは貴重な資源として利用しています。

 宇宙のしごと-クレーター-

宇宙から落ちてきた隕石が衝突して、大きな丸い穴ができます。

 

おもな展示

I. 世界のびっくり地形

世界各地のふしぎな地形を、写真と解説で紹介します。写真に関連した実物標本もあわせて展示しています。

II.地球の「履歴書」

地球の歴史を、写真と解説、実物標本で紹介しています。46億年の歴史を46メートルのロープであらわした「地球の46億年の歴史」展示と一緒にお楽しみください。

III.「地球のしごと」を撮る

今回の企画展で使用した写真を撮影された、地質写真家・白尾元理氏を紹介しています。

IV.「地球のしごと」ツアー

今回の企画展で使用した写真が、どんな場所で撮影されたのか、ボタンを押して確認していただけます。

関連イベント

クリスマス サイエンス・トーク「地球のしごとを撮る」終了しました

世界中の地質景観を撮影したときの苦労話や隠れた意外なエピソードを楽しく紹介していただきました。

日時 2008年12月20日(土曜)13時30分から15時
講師 白尾元理 氏・斎藤靖二(当館館長)
場所 博物館講義室

2008年度【企画展】46億年 地球のしごと ~地質写真家が見た世界の地形~
開催期間 2008年12月6日(土曜)から 2009年2月22日(日曜)
開館時間 9時から16時30分(入館は16時まで)
休館日 毎週月曜日(1月12日は開館)
館内整理日:2009年1月13日(火曜)から2月12日(木曜)
年末年始の休館日:2008年12月29日(月曜)から2009年 1月3日(土曜)
料金
  企画展 常設展
65歳以上 無料
20歳以上 無料 510円
20歳未満・学生 無料 300円
高校生以下 無料
主催 神奈川県立生命の星・地球博物館
協力 JR東日本横浜支社小田原地区・小田急グループ
問合せ先 神奈川県立生命の星・地球博物館 企画普及課
〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499
電話:0465-21-1515 ファックス:0465-23-8846