【特別展】地球を見る~宇宙から見た神奈川~

この展示は終了しました

はなれたところから、直接ものに触れず調べることをリモートセンシング(遠隔探査)といいます。
天気予報に使われている気象衛星「ひまわり」から見た雲の画像は、宇宙からのリモートセンシングの例として身近なものです。定期的な観測とコンピュータ解析できるというメリットをあわせ持ったリモートセンシングは、写真とは異なる地球の姿を見せてくれます。それは、雲だけではなく、地形・地質や植生、水質などさまざまな様子です。
今回の特別展では、地球観測衛星、特にランドサットが地球をどのように見ているのか、「画像を読む楽しみ」をご紹介します。

チラシ画像は、神奈川東方900km上空より45度斜め下西方へ俯瞰した鳥瞰図である。高さは1.5倍に強調してある。作図にあたっては、米国政府所有のものをSpaceImaging®/宇宙開発事業団から提供を受けたランドサット衛星画像データ(下半部97年4月、上半部96年11月)を使用した。標高データは、国土地理院長の承認(承認番号平13総使、第227号)を得て同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。鳥瞰図の作成にはカシミール3Dを使用した。

おもな展示

(1)宇宙から見ている
世界的に有名な地球の営みを衛星画像で紹介。造山帯、砂漠、さんご礁などの衛星画像など

宇宙から見た地球 ©TRIC
(2)リモートセンシングってなに?
リモートセンシングのメリットを紹介。
航空写真と衛星画像の比較、衛星観測のメリットの解説など

横浜周辺の衛星画像
(3)衛星で見る
衛星画像からの情報の取り出し方を紹介。
箱根付近の衛星画像鳥瞰図

関連行事

講演会「宇宙から地球を見ると」 終了しました

日時 10月27日(土曜)13時30分から16時
場所 講義室
講師 小澤 拓(国立極地研究所)・新井田秀一(当館学芸員)
申込 講演会のお申し込み等については、当館までお問い合わせください。
共催 神奈川地学会、湘南地球科学の会

学芸員による展示解説 終了しました

日時

10月21日(日曜)、11月4日(日曜)、23日(祝日)、12月2日(日曜)、16日(日曜)

13時30分より

特別展図録、販売中!!

本特別展にて展示している図・写真をオールカラーで収録した図録を、900円で販売しています。通信販売もできますので、ミュージアムショップへお尋ねください。 売り切れました


2001年度【特別展】「地球を見る」~宇宙から見た神奈川~
開催期間 2001年10月20日(土曜)から12月16日(日曜)
開館時間 9時から16時30分(入館は16時まで)
休館日 毎週月曜
観覧料
  特別展 常設展
65歳以上 無料
20歳以上 200円 510円
20歳未満・学生 100円 300円
高校生以下 無料
交通 箱根登山鉄道(小田急線急行乗り入れ)
入生田(いりうだ)駅から徒歩3分 国道1号線沿い
展示協力 東海大学情報技術センター
資料提供 宇宙開発事業団
お問合わせ先 神奈川県立生命の星・地球博物館
〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499
電話:0465-21-1515 ファックス:0465-23-8846
ランドサット衛星画像データは、米国政府所有でありSpaceImaging®/宇宙開発事業団から提供を受けた。標高データおよび地図画像は、国土地理院長の承認(承認番号平13総使、第227号・平13総複、第182号)を得て同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)および数値地図200000(地図画像)を使用した。鳥瞰図の作成にはカシミール3Dを使用した。