自然との共生を考える
Ⅰ 地球の環境地球は生命を生み、生命は地球の環境を変えて「生命の星」にしてきました。 さまざまな地球環境に生きる Man Adapts to Various Environments地球には、さまざまな自然環境があり、人びとは、その環境に適応して活動をつづけています。 生物どうしのつながり The Ecosystem動物は、植物やほかの動物を食べ、またほかの動物に食べられています。この「食べる・食べられる」という関係を「食物連鎖」といいます。これは、植物が無機物からつくった有機物を受け渡す流れですが、有機物を無機物に分解する流れもあります。この流れの中で、エネルギーが移動し、物質が循環しています。自然界は、これらが組み合わされて、つり合いが保たれています。 地球圏システム The Global System生き物のあいだの食物連鎖は、植物が光合成によってつくった有機物を通じておこなわれる「エネルギーの流れ」で、太陽エネルギーによって支えられています。この流れの中で、有機物をつくっている炭素、チッ素、酸素などの物質は、生産者、消費者、分解者をふくめた自然界を循環しています。この物質循環は、生命にとってたいへん大切で、大気・水・土・生物のつり合いなどに深くかかわっています。 Ⅱ 地球と人類自然界では、土・水・地表と生き物のあいだで、物質の循環がおこなわれ、それらのつり合いが保たれています。 私たちはどこから来たの Early Life Style of Man緑におおわれた地球に人類が現れたのは、地球の歴史の中では、つい最近のことです。 地球はいま The Earth, Today生き物をふくめた自然環境は、大気、水、地表などと、生物とのあいだに物質が循環することによって、つり合いが保たれています。地球に生命が誕生してから現在まで、生物がまったく生存できなくなるような、環境の大きな変化はありませんでした。 Ⅲ 地球と生命「かけがえのない地球」は、決して人類だけのものではありません。
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展示室で語り切れない特別な内容を紹介します。