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ダイバーのための魚類学講座
魚のことをより深く理解するためには、自然の魚を観察しているだけでは足りません。この講座は生の魚を教材にして、1)標本を作製し、2)撮影を行い、3)形態の観察を通じて魚類の多様性についての理解を深めることが目的です。
実際に魚を手に取り、細部を詳しく観察したことで、餌の採り方や泳ぎ方、身の守り方などに機能形態学的な観点から思いをめぐらすことができるようになったはず!?さらに専門的な図鑑の解説も読みこなせるだけの基礎知識も身につきました。
1. 講師による講座概要の説明です。
2. 教材となるサクラダイたち。この日のために近所の海で釣ってきたもの。
3. 最初に魚をきれいに洗浄し、浮き袋のガスを抜きます。
4. ひれを虫ピンで整えて標本を作製します。ここはセンスが問われるところ。
5. 生鮮時の色を記録するためにデジカメで撮影します。専門的な図鑑を作る時とまったく同じ方法です!
6. 標本からデータを取るための講義を受けます。これはちょっと眠いかも。
7. 実体顕微鏡とノギスを駆使してデータを取ります。初日はこの途中で時間切れ。続きは来週。
8. 計数・計測したデータを表に記入していきます。
9. シートにデータをまとめ、写真を貼ってお手製の本格的図鑑の出来上がりです。
場所 | 当博物館 実習実験室 |
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講師 | 学芸員 瀬能 宏 |
開催した日 | 2011年1月16日・23日 |