過去のイベント
ダイバーのための魚類学講座
魚のことをより深く理解するためには、自然の魚を観察しているだけでは足りません。この講座は生の魚を教材にして、1)標本を作製し、2)撮影を行い、3)形態の観察を通じて魚類の多様性についての理解を深めることが目的です。
実際に魚を手に取り、細部を詳しく観察したことで、餌の採り方や泳ぎ方、身の守り方などに機能形態学的な観点から思いをめぐらすことができるようになったはず!?さらに専門的な図鑑の解説も読みこなせるだけの基礎知識も身につきました。
![説明する学芸員](/www/contents/1600675765178/simple/200927143308_5.jpg)
1. 講師による講座概要の説明です。
![袋に入ったサクラダイ](/www/contents/1600675765178/simple/200927143308_6.jpg)
2. 教材となるサクラダイたち。この日のために近所の海で釣ってきたもの。
![参加者の中央で説明する様子](/www/contents/1600675765178/simple/200927144803_2.jpg)
3. 最初に魚をきれいに洗浄し、浮き袋のガスを抜きます。
![標本作成の実演](/www/contents/1600675765178/simple/200927144803_6.jpg)
4. ひれを虫ピンで整えて標本を作製します。ここはセンスが問われるところ。
![写真撮影の様子](/www/contents/1600675765178/simple/200927144803_5.jpg)
5. 生鮮時の色を記録するためにデジカメで撮影します。専門的な図鑑を作る時とまったく同じ方法です!
![講義の様子](/www/contents/1600675765178/simple/200927144803_8.jpg)
6. 標本からデータを取るための講義を受けます。これはちょっと眠いかも。
![実態顕微鏡での作業](/www/contents/1600675765178/simple/200927144803_9.jpg)
7. 実体顕微鏡とノギスを駆使してデータを取ります。初日はこの途中で時間切れ。続きは来週。
![記入された表](/www/contents/1600675765178/simple/200927144803_11.jpg)
8. 計数・計測したデータを表に記入していきます。
![完成したシート](/www/contents/1600675765178/simple/200927144803_13.jpg)
9. シートにデータをまとめ、写真を貼ってお手製の本格的図鑑の出来上がりです。
場所 | 当博物館 実習実験室 |
---|---|
講師 | 学芸員 瀬能 宏 |
開催した日 | 2011年1月16日・23日 |