学芸トピックス―田中徳久―
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「神奈川県レッドリスト〈植物編〉2020」の公開について

「神奈川県レッドリスト〈植物編〉2020」の公開について

2020年10月20日更新

 

神奈川県では生物多様性の保全を推進するため、県内において絶滅のおそれがある野生生物の現状を明らかにし、県民の皆様に理解を深めていただくことを目的として「神奈川県レッドリスト」を作成しています。レッドリストとは野生生物について、個々の種の絶滅の危険度を科学的・客観的に評価してリストアップしたもので、現在、環境省をはじめ各都道府県や一部市町村からリストが公表されています。

神奈川県では、1995年に全国に先駆けて「神奈川県レッドデータ生物調査報告書」(レッドデータブック;レッドリストに掲載種の説明を加えた報告書)を発行し、2006年には改訂版をとりまとめました。しかし改訂版の発行から10年以上が経過し、新たな情報が蓄積されていることから、2017年度から県自然環境保全課が事業主体となり、初めに植物分野(維管束植物、コケ植物、藻類、菌類)の見直し作業を始め、このたび、「神奈川県レッドリスト〈植物編〉2020」を公表しました。

 

なお、神奈川県レッドデータブック〈植物編〉は2021年度に発行を予定しております。