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学芸員の田中が東京新聞からインタビューを受け、「かながわ未来人」に記事が掲載されました

学芸員の田中が東京新聞からインタビューを受け、「かながわ未来人」に記事が掲載されました

2021年3月2日更新

神奈川県は植物相がもっとも良く調べられている都道府県のひとつです。その研究の歴史は江戸時代中頃の1690年に来日したケンペルに始まり、1775年来日のツェンベリーへと続き、シーボルト、サヴァチェ、マキシモヴィッチへと引き継がれてきました。その後、研究は日本人の手に移り、先人たちの業績の上に神奈川県植物誌調査会による『神奈川県植物誌1988』、『神奈川県植物誌2001』、『神奈川県植物誌2018』などの成果が積み上げられてきました。『神奈川県植物誌2018』には、3,235分類群が掲載され、そのうち在来植物98分類群、帰化植物193分類群が新たに記録されたものです(雑種は除く)。

刊行準備中の神奈川県レッドデータブック(植物編)は、各植物誌の成果を基礎にしたもので、1995年、2006年に刊行されたものに続く3編目になります。県として編纂する初めてのレッドデータブックでもあり、植物をはじめとする県の生物多様性の保全に直結するものとして期待されています。

1962年の丹沢での記録以来、30余年振りに箱根で確認されたキソエビネ
1994年7月 箱根 田中徳久 撮影

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