【企画展】絶滅危惧種 東南アジアの霊長類―奥田達哉写真展―
この展示は終了しました東南アジアのジャングルで出会う霊長類の大多数の種が絶滅危機に直面しています。主な原因は生息地の急激な森林破壊と密猟であり、いずれも人類に起因するものです。「手遅れになる前に、この状況を多くの方に知ってもらいたい」そんな思いに駆られて、2年間にわたり霊長類を集中的に撮影しました。東南アジア霊長類の絶滅危惧種の中からユニークな14種をご紹介します。
人類に最も近い野生動物である霊長類の表情の豊かさ、濃密な家族関係、種毎に異なる個性的な生態、絶滅危機に瀕しながらも懸命に生きる姿など、なかなか観察できない貴重な瞬間を捉えました。彼らの保全・絶滅回避のために日本に住む我々が出来る事は何かを、共に考えていただくきっかけになれば嬉しく思います。
開催期間 | 2022年11月23日(水曜・祝日)から12月10日(土曜) |
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開催時間 | 9時から16時30分(入館は16時まで) |
休館日 | 休館日案内をご覧ください |
観覧料 | 無料(常設展示室への入場には観覧券が必要です) |
主催 | 神奈川県立生命の星・地球博物館、奥田達哉(共催) |
後援 |
神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)、WWFジャパン、 NPO法人日本オランウータン・リサーチセンター |
協力 | 広谷浩子(当館名誉館員)・よこはま動物園ズーラシア |
当館では新型コロナウイルス感染症の拡大を防止し、来館者の皆さまの安全確保に努めるため、感染症拡大予防対策を実施しています。感染拡大状況により、臨時休館や来館予約制による入館制限を実施している場合もあります。各種の制限により、ご不便をお掛けすることになりますが、何卒、ご理解とご協力をお願いいたします。 令和4年9月1日以降の団体利用については、学校、保育所及び社会福祉施設に限り、感染症拡大防止策を講じられる範囲内で予約の受付を行っています。詳しくは団体予約ページをご覧ください。 |
奥田達哉プロフィール
1961年 大阪府生まれ。京都大学 法学部卒。
学生時代より自然を好み、1985年より現在まで37年以上に亘りビジネスマン生活を送りながら、アラスカから熱帯雨林に及ぶ国内外の様々なフィールドでの野生生物観察をライフワークとする。
40年近くに亘る観察経験を活かし、写真を通じ野生生物の素晴らしさを共有・発信する為、2015年に一念発起、野生生物撮影を本格的に開始し今日に至る。
Nature’s Best Photography Asia 2018コンテストにてWildlife部門Winner受賞(受賞作品は1年間、米ワシントンDCのスミソニアン博物館 Natural History Museumで展示)。Nature’s Best Photography Asia 2020コンテストにて全部門通してトップのGrand Prize受賞。
写真展『絶滅危惧種 東南アジアの霊長類』富士フイルムフォトサロン東京(東京ミッドタウン六本木)・大阪(本町):2022年2月。
写真集『絶滅危惧種 東南アジアの霊長類』奥田達哉(2021年、青菁社)
奥田達哉の活動・写真集等詳細は次のウェブサイト参照。
関連行事
講演会「東南アジア霊長類の魅力と絶滅危機の背景」
開催日時 | 2022年12月3日(土曜) 14時から15時30分 ※要申込 |
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場所 | 当博物館(講義室) |
対象 | 全年齢対象(小学生以下の参加については保護者同伴必須) |
定員 | 70名 |
講師 | 奥田達哉 |
コメンテーター | 広谷浩子(当館名誉館員) |