【企画展】アンデスを越えて ―南米パタゴニアの火山地質調査から―
この展示は終了しました概要
南米大陸のアンデス山脈は、太平洋をぐるりと取り囲む環太平洋火山帯のひとつです。日本列島と同じように、太平洋の海のプレートが南米大陸の下に沈み込むことによってたくさんの火山ができています。火山はアンデス山脈を越えて、パタゴニアの大平原にもあります。この企画展では、南米大陸南部のアンデス山脈からパタゴニア大平原にみられる火山の姿と、その周辺の自然を紹介します。
パタゴニアってどこだろう?
南米大陸の南部、南緯40度よりも南の地域で、アルゼンチンとチリの両国にまたがります。
パタゴニアという名は、世界一周の航海をしたマゼランがつけたと言われています。
2013年度【企画展】アンデスを越えて ―南米パタゴニアの火山地質調査から― | ||||||||||||||||||||
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開催期間 | 2013年12月14日(土曜)から2014年2月23日(日曜) | |||||||||||||||||||
開催時間 | 9時から16時30分(入館は16時まで) | |||||||||||||||||||
休館日 | 12月16日(月曜)・12月24日(火曜)・12月29日(日曜)・12月30日(月曜)・12月31日(火曜)・1月1日(水曜)・1月2日(木曜)・1月3日(金曜)・1月6日(月曜)・1月14日(火曜)・1月15日(水曜)・1月20日(月曜)・1月27日(月曜)・2月3日(月曜)・2月10日(月曜)・2月12日(水曜)・2月17日(月曜) | |||||||||||||||||||
観覧料 |
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主催 | 神奈川県立生命の星・地球博物館 | |||||||||||||||||||
問合せ先 |
神奈川県立生命の星・地球博物館 〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499 電話:0465-21-1515 FAX:0465-23-8846 |
A4版チラシのPDFファイルをダウンロードできます
展示内容
エントランス
会場入口
なぜパタゴニアへ
アンデス山脈の下には、年代の若い海洋プレートや中央海嶺が沈み込んでいます。その沈み込みによりできた、アンデスとパタゴニアの火山を調べるために行きました。
展示風景「なぜパタゴニアへ」
セロネバド火山 パタゴニアのなかの大きな成層火山
アンデスを越えて
安山岩の英名であるアンデサイトという名前は、アンデス山脈に由来します。アンデスとパタゴニアの火山を調べるために、アンデス山脈を何度も越えました。
展示風景「アンデスを越えて」
アコンカグア
アンデスの火山
アンデス山脈にはたくさんの火山があり、現在でも噴火をしています。富士山のような形をした成層火山が、いくつもあります。
展示風景「アンデスの火山」
オソルノ火山
パタゴニアの火山
何キロも続く平らな溶岩台地が、いくつもあります。台地の頂上は、驚くほど平らでした。
展示風景「パタゴニアの火山」
ディアマンテ火山
氷河地帯の火山
アンデス山脈最南端の氷河地帯にも火山があります。ヘリコプターを使って、氷河の上の火山を調べました。
展示風景「氷河地帯の火山」
アレナレス山
こぼれ話など
2000年からはじまった南米パタゴニアの火山調査では、学術的に興味深いこともたくさんありましたが、調査でお世話になった人たち、地元の食べ物、思わぬハプニング、野外でであった動物や植物など、こぼれ話がたくさんあります。
展示風景「こぼれ話など」
お世話になった人々(トロンコッソファミリー)
関連行事
サロン・ド・小田原「アンデスを越えて」 終了しました
話題提供 | 平田大二(当館学芸員) |
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日時 |
平成26年2月1日(土曜)17時30分から18時30分 ※講演会前に展示解説を16時30分過ぎから行います。(企画展展示解説:16時25分講義室集合) |
対象 | どなたでも |
参加費 | 無料、当日受付 |
場所 | 当館講義室 |
共催 | 生命の星・地球博物館 友の会 |