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【企画展】日本最初の植物同好会―横浜植物会の100年―

【企画展】日本最初の植物同好会―横浜植物会の100年―

この展示は終了しました

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1909年に設立された横浜植物会は、日本最初の植物同好会として知られ、昨年、創立100周年を迎えました。設立当初より牧野富太郎を指導者として精力的な活動を続け、日本の植物学の黎明期からその発展に貢献してきました。

この企画展では、同会の100年にわたる活動の歴史を植物標本や写真、書簡などで振り返ります。

展示内容

横浜植物会100年の軌跡

横浜植物会の100年の軌跡を年表で振り返ります。

また、著名な植物学者から会の世話役への書簡や昔の例会の案内などで、当時の様子を紹介します。

写真でみる会の活動

100年の間には数えきれないほどの採集会、観察会、講演会が開催されてきました。古くは牧野富太郎が指導者として参加している様子から、近年の海外での観察会の様子までを紹介します。

横浜植物会に関わりの深い植物

トウゴクミツバツツジやハコネグミ、ハマカキランなど、会員が採集した標本や現地を案内して採集された標本の中には、新種として発表された植物が多数あります。

また、『神奈川県植物目録』を編さんした松野重太郎は会の設立発起人の一人であり、箱根の植物を研究した澤田武太郎や帰化植物の研究で知られる久内清孝も会で活躍しました。松野が横浜で採集したシバナや、澤田が研究した箱根の植物、久内が記録した帰化植物など、会員が関わった植物を紹介します。

活字にみる横浜植物会と会員の記録

刊行物や会員の著作など、さまざまな資料に残されている会の活動を紹介します。

同好会の果たしている役割

日本には植物同好会やアマチュアの植物愛好家が多く、地方植物誌やレッドデータブックの編さんなどで活躍しています。神奈川県植物誌調査会などの活動を例に植物同好会が果たしている役割を紹介します。

概要

2010年度【企画展】日本最初の植物同好会 ~横浜植物会の100年~
開催期間 2010年12月11日(土曜)から 2011年2月27日(日曜)
開催時間 9時から16時30分(入館は16時まで)
休館日 毎週月曜日(1月10日は開館)
12月29日(水曜)から1月3日(月曜)、1月11日(火曜)
企画展観覧料 無料
関連行事
第94回サロン・ド・小田原「日本最初の植物同好会、横浜植物会の果たした役割」 終了しました
【開催日】2010年12月18日(土曜)
  • 講演会 《事前申し込み不要・当日受付》
    【話題提供】田中徳久(当館学芸員)
    【時間】17時30分から18時30分(16時20分より受付)
    【会場】当館1階 講義室
    【費用】無料
  • 交流会 《事前申込制》
    【時間】18時40分から20時
    【会場】当館3階レストラン「フォーレ」
    【費用】1,000円
共催 横浜植物会
神奈川県立生命の星・地球博物館
交通案内
  • 電車…箱根登山鉄道(小田急線乗り入れ) 入生田駅下車徒歩3分
  • 車……国道1号線「地球博物館前」交差点入る(歩道橋に表示あり)
問合せ先 神奈川県立生命の星・地球博物館
〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499
電話:0465-21-1515 ファックス:0465-23-8846