【企画展】博物館の標本工房 -Atelierum specimum animalum in museo-
この展示は終了しましたA4版チラシのPDFファイルをダウンロードできます
表面(PDF)|裏面(PDF)
展示内容紹介
動物標本は、研究や教育で活用されるとともに、その形や情報を後世に伝えるという重要な役割があります。そのため、博物館では死んだ動物を加工して、収蔵庫で保管しています。動物園から来た珍しい動物もいれば、事故にあって死んだ野生動物もいます。その由来もさまざまなら、剥製、骨格標本、液浸標本のように形も多様です。
わたしたち博物館のスタッフは、これらをたいせつな自然史の資料として、後世に伝えていこうと、日々、奮闘しています。この展示では、哺乳類や鳥類のいろいろな標本と、それを作る人たちの活動を紹介します。
プレ企画 企画展製作中の展示室を公開!
11月20日(火曜)から12月9日(日曜)まで、特別展示室を公開して、展示づくりの現場をお見せします。展示の過程を見学できるのは、めったにない機会です。危険防止のため、入口からの見学になります。みなさん!のぞいてみませんか?
11月28日の様子
11月30日の様子
12月5日の様子
12月6日の様子
12月9日の様子(その1)
12月9日の様子(その2)
標本作りの現場を紹介します!
博物館に展示されている動物の剥製や骨格はどうやって作られるのでしょうか。専門の人が作るの?どれくらい時間がかかる?作り方は?など、その疑問にお答えします。
大型標本大集合
アジアゾウの全身骨格やクジラの骨格、ボンゴやソマリノロバといった大型哺乳類の本剥製など、大きな標本が大集合。なかでも、小田原市小田原城址公園で飼育されていたアジアゾウ「ウメ子」の全身骨格と、2012年1月に小田原市国府津の海岸へ漂着したザトウクジラの骨格は必見です!
大型哺乳類の本剥製
アジアゾウ「ウメ子」の全身骨格
スペシャルゲスト 北陸からクジラがやってくる
富山市科学博物館の協力のもと、オウギハクジラの全身骨格が当館へやってきます。この骨格の一番の特徴は、「簡単に組み立てられる」ことです。全長が5メートルもあるクジラをどうやって組み立てるのでしょうか? 展示期間中に講座を2回開催して、参加者に組み立ててもらいます。完成した骨格は、展示室にそのまま展示します。
オウギハクジラの全身骨格
関連行事
講座(事前申込制)
- 骨のかたちをくらべよう ~大人編~ 12月15日(土曜)開催 終了しました
- 骨のかたちをくらべよう ~小学校低学年編~ 2月23日(土曜)開催 終了しました
- 骨のかたちをくらべよう ~小学校高学年編~ 2月23日(土曜)開催 終了しました
- クジラの全身骨格を組み立てよう 12月16日(日曜)開催 終了しました 1月19日開催分と同内容の講座です。
- クジラの全身骨格を組み立てよう 1月19日(土曜)開催 終了しました 12月16日開催分と同内容の講座です。
- 鳥の羽のしおりを作ろう 1月26日(土曜)開催 終了しました
博物館ちょこっと体験コーナー(当日受付) 終了しました
「マイミュージアムを作ろう」、「標本クイズに挑戦」など、企画展に関連する子ども向けイベントを“ちょこっと”行います。内容は当日来館してのお楽しみです。
【日程】12月23日(日曜)・1月13日(日曜)・2月3日(日曜)・2月10日(日曜)・2月16日(土曜)
企画展コラボ『マイミュージアム』の展示作品の返却について
企画展コラボ『マイミュージアム』で作成した作品の返却を以下の要領で行いますので、お手数ですが、返却をご希望の方は当館までお越し下さい。
返却期間 | 2013年3月1日から3月31日の土曜、日曜、祝日 |
---|---|
方法 | 参加時に撮影した、作品が写っているインスタント写真(チェキ)または、名前が確認できるものを博物館に持参してください。来館された方に、直接お渡しします。 |
受付場所 |
|
- 作品の郵送は受付できません。
- 返却期間以外は受付できません。
【問い合わせ先】
〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499 生命の星・地球博物館 企画普及課
TEL:0465-21-1515 FAX:0465-23-8846
担当者:企画普及課 教育スタッフ
講演会「博物館で標本にかかわる達人たち」(当日受付:先着300名)終了しました
研究者やボランティア、標本士、学芸員など、博物館で標本にかかわる達人たちから、動物資料を作る、収蔵する、活用することをテーマに話題提供をいただきます。
日時 | 1月27日(日曜)13時30分から16時(13時受付開始) |
---|---|
場所 | 当博物館 SEISAミュージアムシアター ※場所を講義室から変更しました。 |
タイトルおよび演者 |
「標本に埋もれて死にたい」遠藤秀紀 氏(作家・東京大学総合研究博物館教授) 「市民が育てる博物館-標本づくりでひろがるネットワーク-」西澤真樹子 氏(なにわホネホネ団 団長) 「博物館でモノづくり-標本士のお仕事-」相川 稔氏(標本士) 「標本工房でやっていること-生態屋がつくる鳥類標本-」加藤ゆき(当博物館 鳥類担当学芸員) |
第104回サロン・ド・小田原「みんなで残す自然史資料」(当日受付:友の会共催) 終了しました
日時 | 2月16日(土曜)17時30分から18時30分 |
---|---|
場所 | 当博物館講義室 |
話題提供 | 加藤ゆき(当博物館 鳥類担当学芸員) |
ミニレクチャー「身近な動物たちを語る」(当日受付)終了しました
博物館に運ばれ標本になった動物たちが、飼育されたり保護されたりしていた頃は、どんな様子だったのでしょうか。もっとも身近に接していた担当者から解説していただきます。
日程1 | 1月12日(土曜)「神奈川県の野生鳥獣について」神奈川県自然環境保全センター 荒木尚登 氏 |
---|---|
日程2 | 2月2日(土曜)「個性派ぞろいの有蹄類たち」横浜市立金沢動物園ののはな館 鈴木義明 氏 |
日程3 | 2月9日(土曜)「アジアゾウのウメ子のこと」小田原市小田原城址公園係長 二見典克 氏 |
時間 | いずれも11時30分からと13時30分からの2回でそれぞれ20分程度 |
場所 | 当博物館1階特別展示室「標本工房コーナー」 |
展示概要
2012年度【企画展】 博物館の標本工房 -Atelierum specimum animalum in museo- | |
---|---|
開催期間 | 2012年12月15日(土曜)から 2013年2月24日(日曜) |
開催時間 | 9時から16時30分(入館は16時まで) |
観覧料 | 無料(常設展示室への入場には観覧券が必要です) |
主催 | 神奈川県立生命の星・地球博物館 |
後援 | 小田原市 |
協力 | 小田急グループ・神奈川県自然環境保全センター・富山市科学博物館・なにわホネホネ団・(公財)横浜市緑の協会・横浜市立金沢動物園・横浜市立野毛山動物園・横浜市立よこはま動物園・横浜・八景島シーパラダイス |