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【特別展】みどころ沢山!かながわの大地

【特別展】みどころ沢山!かながわの大地

この展示は終了しました

2022年度特別展「みどころ沢山!かながわの大地」のチラシ表画像
チラシをダウンロード(4MB)

神奈川県内を8エリアに分けて、その多様で魅力的な地形・地質を紹介します。地形や地質体を基に分けられた8エリアは、小仏、丹沢、足柄、大磯、三浦、多摩、相模原、箱根の地域。それぞれの地域の地層、岩石、化石の標本資料に加えて、現場収録した学芸員の動画解説を用いて、魅力的な「かながわの大地」を紹介していきます。

開催期間 2022年7月16日(土曜)から11月6日(日曜)
開催時間 9時から16時30分(入館は16時まで)
休館日 休館日案内をご覧ください
観覧料(常設展含む) 20歳から64歳:個人 720円(団体 610円)
20歳未満・学生:個人 400円(団体 300円)
高校生・65歳以上:200円
中学生以下:無料
主催 神奈川県立生命の星・地球博物館
後援 神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)、箱根ジオパーク推進協議会、(一社)日本地質学会、神奈川地学会
協力 横須賀市自然・人文博物館、平塚市博物館、相模原市立博物館、箱根ジオミュージアム

当館では新型コロナウイルス感染症の拡大を防止し、来館者の皆さまの安全確保に努めるため、感染症拡大予防対策を実施しています。感染拡大状況により、臨時休館や来館予約制による入館制限を実施している場合もあります。各種の制限により、ご不便をお掛けすることになりますが、何卒、ご理解とご協力をお願いいたします。

令和4年9月1日以降の団体利用については、学校、保育所及び社会福祉施設に限り、感染症拡大防止策を講じられる範囲内で予約の受付を行っています。詳しくは団体予約ページをご覧ください。

展示内容紹介

かながわの大地を見に行こう!

展示室入り口「かながわの大地を見に行こう!」

各地のみどころを動画で紹介

学芸員が現地で解説をしている動画を再生しています。各場所、1、2分の動画です。

神奈川県の石

導入展示として県の石を展示しています。神奈川県の石、「トーナル岩」、「湯河原沸石」、「丹沢層群のサンゴ化石群」の3つです。

1. かながわの地質を知るために

足下の大地を地球科学の視点でみつめるために、大地の仕組みの地質学的背景の概略を5つのパネルで紹介します。

「神奈川の地形」、「『かながわの大地』の8エリア区分」、「神奈川とプレートテクトニクス」、「プレートの収束帯でつくられる大地」、「神奈川の地質図」、「神奈川の地層と地史年表」。

2. かながわの地質のみどころ

地形・地質をもとに分けた、かながわの8エリアについて、大地をつくる基本的な岩石・地層など、その地域を特徴付ける資料・標本を紹介しています。

小仏エリア―日本列島のなかの神奈川


小仏エリアのコーナー

 

頁岩の中に生痕化石もあります
県内最古の地層が見られる和田峠

丹沢エリア―プレート運動を身近にみる

丹沢エリアのコーナー
パネルの図「丹沢の生い立ち」は最重要!
トーナル岩が並びます
丹沢のトーナル岩
ずらり、宮ヶ瀬の貝化石
厚木市七沢の巨石(亀石)
丹沢層群のサンゴの化石(キクメイシ)

足柄エリア―伊豆に押されて、海から陸へ

足柄エリアのコーナー
トーナル岩を含む足柄層群塩沢層の礫岩(地層の型取り標本)
じつは珍しい、ハマグリの密集化石
足柄層群のハマグリの化石

大磯エリア―二度の衝突の傍らで

大磯エリアのコーナー
地層の剥ぎ取り標本、大きな写真プリント、大磯の脊椎動物化石が並びます
鷹取山礫岩層からなる霧降の滝
大磯層がひろがる西小磯海岸

三浦エリア―房総へと続く「付加作用」の断面

三浦エリアのコーナー
石材やボーリングコア資料も並ぶ
三浦層群池子層が見られる観音崎
二枚貝の化石(ミウラニシキ)

多摩エリア―都会の地下の成り立ちを探る

多摩エリアのコーナー
ステラ―カイギュウ(レプリカ)と飯室層からのダイカイギュウ類化石(レプリカ)

相模原エリア―川と海と火山灰がおりなす10数万年スケールの大変化

相模原エリアのコーナー
立体的な河岸段丘の展示
中津層群産の天然記念物化石
カナガワピテクス・レプトポストオルビリタスの化石


相模川流域の段丘群

 

箱根エリア―火山がつくりだす大地

箱根エリアのコーナー
箱根エリアのコーナー 2
後期中央火口丘溶岩に造られた元箱根石仏群
湯河原の白丁場石

3. 大地の変化


水路実験

地球はずっと変化してきました。そして、今も刻一刻と変化しています。火山や隆起によって山となった大地は、流れる水の働きによる侵食・運搬・堆積の作用によって変化しています。

トピックス

神奈川の地形を絵図や地球観測衛星画像で紹介します。吉田初三郎作「神奈川県鳥瞰図」(神奈川県立歴史博物館 蔵)は、神奈川の観光振興を目的に1932年(昭和7年)に描かれたものです。県内を中心に観光名所が取り上げられているのですが、とてもリアルに地形が表現されています。地球観測衛星がとらえた神奈川県周辺の画像からは、現在の地形を見ることができます。

「神奈川鳥瞰図」に描かれた地形

「神奈川県鳥瞰図」に描かれた地形

 

「神奈川県鳥瞰図」の箱根・足柄エリアの拡大

宇宙から見たかながわの地形

地球観測衛星画像地図

展示図録

図録「みどころ沢山!かながわの大地」

A4判 96ページ 定価:800円(税込)
正誤表第5版(354KB)


当館1階ミュージアムショップにて発売しています。(通信販売もしています。)

特別展メニュー

当館3階レストラン「フォーレ」では、特別展開催期間中【7月16日(土曜)から11月6日(日曜)】に特別展メニューを販売いたします。

 

「おいしい大地」 1,000円(税込)

特別展関連イベント

開催日 イベント名
7月18日(月曜・祝日)
8月11日(木曜・祝日)
模型水路で地形の変化を観察しよう 【中止】
8月24日(水曜)※要申込 地話懇話会(友の会講座)特別展動画プロジェクトの裏側【終了しました】
8月26日(金曜)※要申込

特別展「みどころ沢山!かながわの大地」を学芸員が解説します!(ミュージアム・リレー)

【終了しました】

9月11日(日曜)※要申込 かながわの地形地質観察会(1)箱根火山—「箱根名所図会」と共に—【終了しました】
9月23日(金曜・祝日)※要申込 かながわの地形地質観察会(2)足柄の地層をみる—深い海から陸への環境を記録した地層と化石【中止】
10月10日(月曜・祝日)※要申込 かながわの地形地質観察会(3)大磯丘陵を歩こう【終了しました】
10月16日(日曜)※要申込 あなたのパソコンで神奈川の地形を見る【終了しました】
10月23日(日曜)※要申込 かながわの地形地質観察会(4)三浦半島―三浦半島北部の地形・地質と石材―【終了しました】
11月3日(日曜)※要申込 かながわの地形地質観察会(5)相模原台地―相模原台地の地形とその成り立ち―【終了しました】